FIL Calc


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ユーティリティ 教育
開発者 sudoteck
0.99 USD

RFエンジニア向けフィルター計算ソフト
LPFやHPFの設計をするときに、いちいちパソコンを起動してフィルタを設計、結果をプリントアウトして、実験室に行ってネットワークアナライザで測定・実験、ちょっと修正したい時にまたパソコンの所にもどって、再計算...というのが結構面倒で、手軽にiPhone で計算できるといいいなと思って作りました。
操作説明
LPF設計画面について
●いちばん左側のホイールでフィルターの種類
・チェビシェフ
リップル 1dB / 0.5dB / 0.2dB
・バターワーズ
・ベッセル
を選びます。
●次にフィルターの次数で3次から9次まで選べます。
●後の数字4桁と KHz / MHzでカットオフ周波数を設定します。
○上側のグラフには周波数軸とおおまかなフィルタ特性が表示されますので、落としたい周波数でどのくらいの減衰量が得られるかが分かります。
ホイールを回しながら周波数を変えられますので、結構カットオフ周波数をぎりぎりにしながら、2倍波を落としたい...なんてLPFの周波数選択には有用かと思います。
下側の回路図の部分にコイル・コンデンサーの計算値が表示されます。
HPFも同様の操作です。

次の機能が空芯コイル計算機です。
結局フィルターを作るにはインダクターが必要なのですが、小信号ならばチップインダクターなどがありますので、それらを使って設計できますが、使える値が飛び飛びでピッタリの特性が出しにくかったり、出力部に入れるために耐電力性能がほしいときなどは、自分でコイルを巻くしかありません。そんな時に簡単にインダクタンスが分かったらいいなと思い、色々資料を探して空芯コイルならば出来そうだと考えて、作ってみました。コイルの直径(D)と長さ(L)巻き数(N)で計算できるようにしました。実際はどれくらいの太さの線で巻くかで多少変化しますが、WEBにある空芯コイル計算例や実際の空芯コイルと比較して検証しました。
Info 画面は各種フィルターの特性の説明です。
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